滋賀の家展
滋賀県立美術館開館40周年記念
滋賀県立美術館にて、「滋賀の家展」が2024年9月23日まで開催しています。
—以下、公式サイトの紹介文を抜粋—
「滋賀県」という視点で「家」を考えてみると、面白いことがいくつもあがってきます。たとえば1961年以降、日本を代表するいくつものハウスメーカーが県内にプレハブ工場を設置しています。また、惜しくも2022年に解体された、黒川紀章設計の《中銀カプセルタワービル》(1972/現存せず)の「カプセル」は、米原市内の工場で制作されたものでした。その意味では(部分的にであれ)Made in Shigaの建築だったとも言えます。そして、滋賀県は面積の半分を森林が、6分の1を琵琶湖が占めるという特徴的な地形ゆえ、多様な暮らしのかたちを見ることができる場所なのです。
本展は、1960年代の日本の住宅産業と滋賀県の強いつながりを示す事例から、現代建築家による最近のプロジェクトまでを、幅広く紹介する展覧会です。パンフレット、模型、図面、写真といった、建築展ならではの資料だけでなく、家具や、建築家や施主のインタビュー映像なども展示します。また、美術館の前庭やファサード近辺には、実際に入ることのできる小屋やくつろげる縁側も設置します。
建築に専門的な関心を持つ人だけでなく、滋賀での暮らしについて関心を持つ人にとっても、興味深いものになるはずです。本展が、「滋賀の家」と、私たちの未来の生活や環境を考えるきっかけになれば幸いです。
【関連イベント】
●学芸員によるギャラリーツアー
日時:8月11日(日)、8月12日(月・振休)、8月25日(日)、9月14日(土)、9月15日(日) 14:00~15:00
※8月25日(日)のみ別の時間帯に実施予定、詳細は公式ホームページをご覧ください
定員:各回20名程度
※事前申込不要、当日先着、要観覧料
●スペシャルトーク
日時:8月17日(土) 13:30~15:00
登壇者:遠藤秀平(建築家) 他
定員:80名
※事前申込不要、当日先着、無料
●たいけんびじゅつかん「家をつくってみよう!」
日時:9月22日(日) 13:30~15:30
会場:滋賀県立美術館 ワークショップルーム・展示室3
集合場所:滋賀県立美術館 ワークショップルーム前
対象:小・中学生とその保護者
定員:各回10名(応募多数の場合は抽選)
参加費:200円
※滋賀県立美術館開館40周年記念「滋賀の家展」を鑑賞、ワークショップ参加のお子様は無料、保護者の方は観覧料(団体料金1,000円)が必要
※要事前申込
開催期間 | 2024/07/13(土)~2024/09/23(月) |
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時間 | 9:30~17:00(入場は閉館30分前まで) |
休館日 | 月曜日(ただし祝休日の場合には開館し、翌日火曜日休館) |
入場料 | 一般1,200円/高校生・大学生800円/小学生・中学生600円/未就学児および身体障害者手帳、精神障害者保健福祉手帳、療育手帳をお持ちの方は無料(8月は大学生以下の観覧料無料) |
会場 |
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会場電話番号 | 077-543-2111 |
会場URL | https://www.shigamuseum.jp/ |
詳細URL | https://www.shigamuseum.jp/exhibitions/6273/ |