電通コピーライターの思考プロセスを学習したAI広告コピー生成ツール「A...
電通コピーライターの思考プロセスを学習したAI広告コピー生成ツール「AICO2」を開発
電通, 電通デジタル,サービス
株式会社電通が、株式会社電通デジタルと電通のコピーライターの思考プロセスをAIに学習させた、広告コピー生成ツール「AICO2(アイコ ツー/AI Copy Writer 2)」を開発した。
電通グループでは、2015年から広告制作における生成AI活用について研究開発を続けてきた。同ツールには、電通のコピーライターが培ってきた、心の琴線に触れるコピーを生み出すための思考プロセスのほか、推論能力を高めるべくFine-Tuning※したGPT-3.5 Turboモデルを実装している。
使い方はシンプルで、キャッチコピーとして「伝えたいこと」「商品名」「解決したい課題」などを入力すると、「伝えるべきこと」と「表現方法」が理由とともに表示される。認知・共感を目的としたブランディング領域のキャッチコピーを高い品質で瞬時に生成できるだけではなく、より心を動かすコピーの生成が可能だ。
また、同ツールは作成したコピーを自動で採点し、一定の基準に達したもののみ出力する機能も実装している。
※ある教師データセットを使って事前学習した訓練済みモデルの一部もしくは全体を、別の教師データセットを使って再トレーニングすること
https://www.dentsu.co.jp/news/release/2024/0805-010761.html