札幌国際芸術祭 2024
北海道の札幌市内6会場を中心に、「札幌国際芸術祭 2024」が2024年2月25日まで開催しています。
—以下、公式サイトの紹介文を抜粋—
札幌国際芸術祭は、3年に一度、札幌で世界の最新アート作品に出合える特別なアートイベントです。Sapporo International Art Festivalの頭文字をとって「SIAF(サイアフ)」と呼んでいます。2014年にスタートし、SIAF2020の中止を経て、2024年1月、6年半振りに開幕します。
札幌国際芸術祭2024のテーマは「LAST SNOW」です。2020年以降の世界的なパンデミック、分断、紛争、戦争など、私たちは、絶え間ない危機の中で生きています。加速するテクノロジーの発展と、それによって急速に変容する社会。そして、地球規模の気候変動の影響は、私たちの生活をゆっくりと、しかし確実に変化させています。札幌では当たり前のように存在しているはずの「雪」の意味や、雪が作り出す風景も、21世紀末には現在とは異なるものになると予測されています。
この芸術祭では、そのような未来の地球、社会、コミュニティー、生活のための変革と創造に焦点を当てます。
雪とは何か。100年後の札幌はどのように変化しているのか。そして、アートと科学技術の混合は、どのような未来像を描くことができるのか。これからの地球と共生するために、どんな新しい考え方、教育、イノベーション、システム、アクションが必要なのか。未来の地球で、私たちはどのようなコミュニティーを作り、そこに住む未来の「人類」とはどのようなものなのか。
「LAST SNOW」は、このような未来に向けた創造と行動を呼びかけるものです。私たちは、ただ未来がやってくるのを待ち、それを受け入れるだけなのか。それとも、これをラストチャンスととらえ、未来に向けて何かを始めることができるのか。
副題は「はじまりの雪」です。また、この芸術祭では、北の大地で独自の文化を築いてきたアイヌの言葉でも副題をつけています。雪を意味する「ウパㇱ」を語源に考えられた「ウパㇱテ」には「雪とともに未来に向けて走り出してみる、雪を通して互いに気づきあってみる」という今回のテーマに相応しいイメージを重ねています。
2024年、札幌国際芸術祭は、アートを通し、未来への問いと行動にあふれた「実験区」を札幌につくり、みなさんと一緒に「はじまりの雪」を体験したいと考えています。
※札幌芸術の森美術館の会期は2023年12月16日(土)~2024年3月3日(日)
開催期間 | 2024/01/20(土)~2024/02/25(日) |
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時間 | コンテンツによって異なります。詳細は公式サイトをご覧ください。 |
休館日 | コンテンツによって異なります。詳細は公式サイトをご覧ください。 |
入場料 | パスポート(会期中):一般2,700円/市民・道民2,000円/学生(高校生以上)1,200円/中学生以下無料 |
参加アーティスト | あべ弘士、エイミー・カール、青木美歌、チェ・ウラム、エネス、フジ森、ジョヴァンニ・ベッティ+カタリーナ・フレック、後藤映則、長谷川愛、平川紀道、平野禎邦、h.o、石原航 他 |
会場 |
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お問い合わせ | 011-211-2314 |
詳細URL | https://2024.siaf.jp/ |