商品化を前提に、いままでにないプロダクトデザインを求める「17th SHACHIHATA New Product Design Competition （シヤチハタ・ニュープロダクト・デザイン・コンペティション）」の表彰式が10月11日におこなわれ、受賞作品9点が発表された。
今年で17回目となる同コンペティション。今回は「可視化するしるし」をテーマに、これまで人の目に触れてこなかったもの、あるいは注目されてこなかったもの、そんな存在を見えるようにするしるしを表すアイデアが募集され、過去最多となる1,538件の提案が集まった。
グランプリを受賞したのは、榎本千紘による「めでたいん！」。いつもより特別感のあるお祝いを演出するクラッカーで、結婚や誕生日、コンペの受賞などを祝う際に主役を引き立て、最高の瞬間をつくり出すお祝いのしるしの提案だ。なお、グランプリ作品のほかに準グランプリ2作品、審査員賞5作品、特別審査員賞1作品の計9作品が選出された。
審査員は中村勇吾、原研哉、深澤直人、三澤遥の4名のデザイナーが務め、ゲスト審査員としてグラフィックデザイナーの岡崎智弘、そして一般社団法人未来ものづくり振興会 代表理事の舟橋正剛を加えた計6名が審査をおこなった。
https://sndc.design/
