テレンス・コンラン モダン・ブリテンをデザインする
東京ステーションギャラリーにて、「テレンス・コンラン モダン・ブリテンをデザインする」が2024年10月12日から2025年1月5日まで開催されます。
—以下、公式サイトの紹介文を抜粋—
戦後の英国文化最大の立役者と称されるサー・テレンス・コンラン(1931-2020)。日本では1994年7月に西新宿に「ザ・コンランショップ」がオープン。バブル直後の日本における建築・デザインブームの火付け役となり多くのファンを得ました。また、衣食住にまつわるものを一つの店で提案する、一般的に言う「ライフスタイルショップ」は今ではごく当たり前ですが、「ザ・コンランショップ」誕生と共に、この概念が世界に広がっていったとも言えます。
「ザ・コンランショップ」が日本上陸30周年を迎える今年、「テレンス・コンラン モダン・ブリテンをデザインする」と題した展覧会が、東京ステーションギャラリーで開催されます。
コンランは、1940年代終わりからデザイナーや家具などの作り手として活動をはじめます。1964年にはライフスタイルを提案しつつプロダクトを販売する、当時はまだどこにもないようなショップ「habitat(ハビタ)」の先駆的経営に成功、この小売の概念はデザイン市場を大きく変えました。さらに、現在でいうセレクトショップや、モダン・ブリティッシュと称された新しい料理スタイルのレストラン経営、都市開発プロジェクトやデザインミュージアムの設立、多数の著作など、半世紀以上にわたってそのデザイン理念を精力的に実践し、世界中に影響を与えてきました。
展覧会は複数の章で構成され、彼自身がデザインしたプロダクトや本、手がけたレストランや空間、愛用品や発想の源としていたものなど実物や残された資料と、第三者のインタビュー映像を合わせて展示し、多方面に渡り活躍したコンランの世界観とその功績をたどります。中でも見どころの一つは、日本で初めての紹介となるイギリスの戦後デザイン施策に大きく関与した、50年代のコンランのファブリックや食器のデザイン。コンランが提案しつづけた「生活の質に意識的になること」によって誰でも手に入れることができるモダンなライフスタイルや、「PLAIN, SIMPLE, USEFUL(無駄なく、シンプル、機能的)」をキーワードに、英国の生活文化を変えたといわれるコンランの軌跡と思想を紹介します。
開催期間 | 2024/10/12(土)~2025/01/05(日) |
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時間 | 10:00~18:00(金曜日は20:00まで/入館は閉館30分前まで) |
休館日 | 原則、月曜日(祝日の場合は翌平日/ただし会期最終週は開館)、年末年始 |
入場料 | 詳細は公式ホームページをご覧ください |
参加アーティスト | サー・テレンス・コンラン |
会場 |
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会場電話番号 | 03-3212-2485 |
会場URL | https://www.ejrcf.or.jp/gallery/ |