2025年春に香川県・直島に開館する新美術館の正式名称とロゴが決定。ロ...
2025年春に香川県・直島に開館する新美術館の正式名称とロゴが決定。ロゴデザインは祖父江慎
ベネッセアートサイト直島, 福武財団, 安藤忠雄建築研究所, 祖父江慎,タイポグラフィ,アート,グラフィックデザイン
公益財団法人福武財団が、2025年春、直島の本村地区近くの高台に新たに開館予定の美術館の正式名称を「直島新美術館」に決定した。同館のロゴは、アートディレクター・デザイナーの祖父江慎が手がける。設計は、安藤忠雄建築研究所。
直島新美術館は、直島、豊島、犬島で複数の美術館やアート施設を展開してきたアート活動・ベネッセアートサイト直島において、初めて館名に「直島」を冠した、集落の中に位置する美術館。地下2階、地上1階の3層からなる同館では、日本も含めたアジア地域のアーティストの代表作やコミッション・ワークを中心に展示・収集する。
同館のロゴの和文の骨格は、昭和16年頃から使用されている新聞用扁平明朝体をベースにした、縦と横の太さの差を少なくした可読性が高いタイプの明朝体。「直」の文字は福武財団の発足当時に用いていた最終画がなめらかな「直」とした。欧文は、字送りが同じになるように合理的に設計されたスラブ系のタイプライター用書体を採用している。
https://benesse-artsite.jp/contact/press/20240603-2892.html