GYFAショーPARTⅠ「光のフォルム」

GYFAショーPARTⅠ「光のフォルム」

左:藤本由紀夫《top122018》 2018 203×254mm、印画紙、右:ヨルグ・レーマン《nocturne1》2007 280×420mm左:藤本由紀夫《top122018》 2018 203×254mm、印画紙、右:ヨルグ・レーマン《nocturne1》2007 280×420mm

兵庫県のGallery Yamaki Fine Artにて、GYFAショーPARTⅠ「光のフォルム」展が3月31日まで開催しています。本展では、写真表現を媒介に固有の形をもたない光をユニークな方法で捉える、3人の現代美術家の作品をご紹介します。

マルチアーティストとして活動する藤本由紀夫は、独楽の運動と軌跡を、カメラを用いないフォトグラムの技法で捉えています。回転する独楽が、重力による地面との摩擦によって倒れていくまでの一連の運動が、幻想的な光の痕跡に変換されています。藤本はマルセル・デュシャンの光学実験にヒントを得ながら、視覚と次元についての独自の思考を、光のフォルムに託して表現しています。

一方、パリを拠点に活動するヨルグ・レーマンは、自然光に照らされた彫刻を被写体として選びました。彫刻の輪郭を浮かび上がらせる静かで繊細な光は、大胆に切り取られる構図のなかで、バリエーション豊かな表情を見せています。彫刻をスクリーンにして、光の粒に目で触れるような作品の肌理は、光のフォルムが生み出す叙情性をより一層際立たせています。

また、気鋭の若手写真家である上野倫可は、人間の身体を通じて、その人物の心の動きを丁寧に捉えようとしています。作品には、アイデンティティやセクシュアリティ、ジェンダーなど、力強い生命力が顕在化されています。彼女は、うつろいやすい一瞬の光と人の心の機微を重ね合わせることによって、光のフォルムに人間の細やかな息づかいを宿そうとしています。

まったく異なる発想とプロセスを通じて表現された、光の造形を対比させることで、視覚的に認知される表面上の造形を超えた、彼らの表現のオリジナリティに迫ります。

《本文は公式サイト紹介文より抜粋/一部編集》

開催期間 2022/02/19(土)~2022/03/31(木)
時間 11:00~13:00、14:00~18:00
休館日 日曜日、月曜日
入場料 無料
参加アーティスト 藤本由紀夫、ヨルグ・レーマン、上野倫可
会場
  • Gallery Yamaki Fine Art
  • 兵庫県神戸市中央区元町通3-9-5 2F
会場電話番号 078-391-1666
会場URL http://gyfa.co.jp/
詳細URL https://gyfa.co.jp/exhibition/gyfa-show-part-%e2%85%b0-form-of-light.html
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